内容説明
新一万円札の“顔”渋沢栄一は、その功績から日本近代化の父と称され、今なお多くの人に慕われています。経済発展に尽くした栄一がめざしたのは、道徳に根ざした、誰もが分け隔てなく、豊かに暮らすことのできる社会の実現でした。本書は、子どもたちにも読みやすく、やさしい文章で綴っています。
目次
1 母・ゑいの教え
2 尊皇攘夷の志士になる
3 徳川慶喜との出会い
4 パリでみた合本主義
5 明治新政府での改革
6 実業界への転身
7 三菱財閥(岩崎弥太郎)との戦い
8 青い目の人形
9 栄一の最後の志事
著者等紹介
石田學[イシダマナブ]
昭和46年(1971)、群馬県伊勢崎市生まれ。白鴎大学経営学部を卒業後、会社員として勤務。その後、自分とは何か、人生の目的とは何かを思考するようになり、自らの志や道徳について探求する。令和3年(2021)、強い日本をつくるために青淵渋沢栄一翁顕彰会を発足。渋沢栄一の『論語と算盤』読書会、渋沢栄一研修in深谷を実施して、栄一翁の顕彰につとめている。現在、青淵渋沢栄一翁顕彰会会長。NPO法人ドリームサラリーマン代表。NIHONDO師範(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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