目次
最高裁大法廷の「二度の合憲判断」の意義と正しい捉え方
「別姓賛成七割」という解釈に推進派の身内から出た批判
地方議会「意見書」に内閣府世論調査を“改ざん”した数字
選択的だから誰にも「反対する理由はない」に潜む落とし穴
戸籍の「廃止」と「個籍化」を完全否定しない推進派の怪
選択的夫婦別姓への「異論は許さない」という威圧の危うさ
夫婦の姓の制度に「世界標準」という物差しは存在しない
大人の理屈と都合で「子どもが親と別姓」を強いられる理不尽
子どもの姓は最後は「くじ引きで」という笑えない冗談
「旧姓の通称使用」は別姓ではなく戸籍上の姓との使い分け
住民票への「旧姓併記」を契機に拡大が進んだ通称使用
旧姓の通称使用に「法的根拠」を与える法律案
別姓派に利用される「実家の姓を継ぎたい」女性の思い
別姓選択で「少子化」が解決されるという根拠なき言い分
民衆が明治政府の「別姓政策」に反発した歴史的事実
著者等紹介
椎谷哲夫[シイタニテツオ]
ジャーナリスト(日本記者クラブ会員)・皇學館大学特別招聘教授。昭和30年、宮崎県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、同大学院社会科学研究科修士課程修了。中日新聞社(東京新聞・中日新聞)で警視庁、宮内庁、警察庁等を担当、関連会社役員などを経て編集委員を最後に退任。令和2年夏に硫黄島の戦没者遺骨収集に参加。現在、警察官向け教養誌などに皇室関連記事を連載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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