目次
1 なぜ「緊急事態条項」が必要なのか?(「緊急事態条項」とは何ですか?また、なぜ必要なのでしょうか?;大規模自然災害なら、今ある「災害対策基本法」で対応できませんか? ほか)
2 「緊急事態条項」への疑問、批判について(緊急事態条項は、緊急権の濫用や独裁を招く恐れがあると言われていますが本当ですか?;関東大震災のとき、明治憲法にあった「緊急勅令」などの濫用によって朝鮮人虐殺事件が惹き起こされたというのは事実でしょうか? ほか)
3 世界の憲法と「緊急事態条項」(ドイツの憲法では、緊急事態条項はどのように規定されているのですか?;パリ連続テロで注目されたフランスの憲法ではどうなっていますか? ほか)
4 憲法改正で次なる危機に備えよ(日本国内で重大なテロが起きた場合の法整備はどうなっていますか?また、エボラ出血熱など、今の体制で感染のまん延を防ぐことはできますか?;新型コロナウイルスは「自粛要請」で対応しました。憲法改正は必要ですか? ほか)
著者等紹介
百地章[モモチアキラ]
国士舘大学特任教授。昭和21年生まれ。静岡県出身。京都大学大学院法学研究科修士課程修了。愛媛大学教授、日本大学教授を経て現職。日本大学名誉教授。京都大学博士(法学)。比較憲法学会名誉理事(元理事長)。民間憲法臨調事務局長。産経新聞「正論」執筆メンバー。美しい日本の憲法をつくる国民の会幹事長。第34回産経新聞「正論大賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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