内容説明
光格天皇以来、200年ぶりの「譲位」。今上陛下のご譲位の「お気持ち」表明をどう受けとめるべきか?時代に即しつつ、伝統的な皇位継承のために、守るべき本質とは何か―。さらに、新帝陛下の御即位にあたり最も重要な儀式「大嘗祭」の意義と歴史に迫る。
目次
第1章 今上陛下のご譲位と御代替わりの意義(象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば;天皇制廃止論に止めを刺した「お気持ちの表明」;陛下が提起された想定外の問題;「譲位」の儀礼について;男系継承に対する錯覚 ほか)
第2章 大嘗祭の歴史(大嘗祭の創始以前;大嘗祭の確立・発展;大嘗祭の変容;大嘗祭の中絶;大嘗祭の再興 ほか)
著者等紹介
新田均[ニッタヒトシ]
皇學館大学現代日本社会学部教授。國學院大學より博士(神道学)の学位を受ける。昭和33年長野県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程に学ぶ。近代日本の政教関係を中心に、学際的な立場から実証研究を行っている。平成10年「比較憲法学会・田上譲治賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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