緊急事態条項Q&A―いのちと暮らしを守るために

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  • サイズ A5判/ページ数 48p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784905410393
  • NDC分類 323
  • Cコード C0032

内容説明

緊急事態条項が憲法に加わると人権がなくなる!?戒厳令が敷かれる!?根拠のない情報に惑わされることなかれ。巷で飛び交う緊急事態条項に関するデマとレッテル張りを著者が一刀両断。素朴な疑問や不安に一問一答でスッキリ答えます!

目次

「緊急事態条項」とはどんな内容で、なぜ必要なのでしょうか?
災害に対しては今ある「災害対策基本法」で対応できないのでしょうか?
憲法に定められている「参議院の緊急集会」では対処できないのでしょうか?
緊急事態条項は、緊急権の濫用や独裁を招く恐れがあると言われていますが本当ですか?
関東大震災のとき、明治憲法にあった「緊急勅令」などの濫用によって朝鮮人虐殺事件が惹き起こされたというのは本当ですか?
そもそも憲法制定過程において、緊急事態条項は必要ないと判断されたのではないでしょうか?
緊急事態条項は、人権を保障した現行憲法の精神に反するのではないですか?
緊急事態条項があれば、東日本大震災の震災関連死の問題は解決した可能性はありますか?
世界の憲法では、緊急事態条項はどのように規定されているのですか?
パリ連続テロで注目されているフランスの憲法ではどうなっているのでしょうか?
大規模自然災害に備える規定のある世界の憲法を教えて下さい。
日本国内で重大なテロが起きた場合の法整備はどうなっていますか?また、エボラ出血熱など、今の体制で感染を防ぐことはできますか?
緊急事態条項は、立憲主義に反すると言われますが、そもそも立憲主義とは何でしょうか?
今のまま、もし首都直下型大地震や南海トラフ巨大地震が起きたらどうなりますか?
緊急事態の際には、国より地方自治体の長に任せた方が良いのではないでしょうか?
権力濫用の危険性について、世界はどのように対処しているのですか?
自民党の憲法草案はどのように評価すべきでしょうか?
望ましい緊急事態条項として、どのようなものが考えられるでしょうか?

著者等紹介

百地章[モモチアキラ]
日本大学法学部教授。昭和21年生まれ。静岡県出身。京都大学大学院法学研究科修士課程修了。愛媛大学教授を経て現職。国士舘大学大学院客員教授。京都大学博士(法学)。民間憲法臨調事務局長。産経新聞「正論」執筆メンバー。美しい日本の憲法をつくる国民の会幹事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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