内容説明
2010年施行された中国の「国防動員法」。その最大の特色のひとつは、金融を重視していることだ。この法により香港や上海の金融も押さえることができる。もちろんその中には、日本を含む外国の金融機関や企業も含まれる。いま、なぜ、戦争動員ともいうべき法律なのか。その恐るべき内容と意味を解き明かす。
目次
中国「国防動員法」―その脅威と戦略と(26年の準備をかけた「国防動員法」;国防動員とは、戦争動員である;中国の対外領土要求;国防動員法によるレアアースの輪出規制;中国版軍産複合体の創出;在中の外国企業も徴用の対象に;在外中国人(華僑)を民兵・便衣兵に
流入する外国人を規制せよ
企業経営者の予備役も総動員
党・国家・軍が三位一体の動員 ほか)
関連年表
中華人民共和国国防動員法
著者等紹介
田代秀敏[タシロヒデトシ]
ビジネス・ブレークスルー大学経営学部グローバルビジネス経営科教授。昭和32年(1957)生まれ。一橋大学経済学部卒業。同大学院で経済学博士を取得。みずほインベスターズ証券調査部エコノミスト、日興コーディアル証券国際市場調査部部長、大和総研主任研究員を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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