内容説明
宋の徽宗皇帝、政和年間(1111~1118)に贈収賄が常態化し、文字通り地獄の沙汰も金次第の悪政が繰り広げられる政都東京を中心に山東省東平府清河県の市街に住む豪商西門慶の淫蕩無比の日常および後の官界への関与とその顛末、さらに往時の風俗習慣を事細かに綴ったもので『西遊記』、『水滸伝』、『三国志演義』と並び、『明代四大奇書』の一つ。全体は百章からなる長編であるが、本書はそのうち一回から二十六回まで、第二巻は二十七回から六十五回までの、第三巻は六十六回から百回までの予定。
著者等紹介
横山民司[ヨコヤマタミジ]
1937年信州長野県に生まる。埼玉大学、東京都立大学にて独逸文学を修め、文学修士。後に北欧文学に転向。都立大助手、成蹊大講師、東京水産大助教授、東海大、目白大教授を経て、2008年停年。プレスポート・千点世界文学大系主幹(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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