内容説明
描き下ろしイラスト詩集。
著者等紹介
安達茉莉子[アダチマリコ]
大分県日田市出身。2015年からは、東京都内でセルフパブリッシングレーベル“MARIOBOOKS”を開始。東京外国語大学外国語学部欧米第一課程英語専攻卒業、サセックス大学開発学研究所開発学修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
R子
19
著者によるイラスト入りで、一編の詩が収められている。光が消えることをおそれなくてよいと勇気づけてくれる本だ。自分の中の光が突然消えてしまうことはある。喪失感を覚えるかもしれないけれど、それは永遠じゃない。やがて自分の中に溶けて馴染んでいく。それまで見えなかった光や、誰かの光に照らされて、また前に進んで行くことができるのだ。私も誰かの心に火を灯すような光でありたい。2023/12/03
Haru
1
光が失われることを否定せず、無理に灯すようなことはせず、ただ受け入れてくれる。優しさが心地よい。 2021/02/04
PIENO
1
私という物体は余韻で成り立っているから、安達さんの言葉がスッと入ってきました。それを光というのであれば光なのかもしれない。『消えそうな光を抱えて歩き続ける人へ』は終わらない歌でした。2021/01/06
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