内容説明
日本のすべての教師に勇気と自信を与えつづける永遠の名著!技術を支える技量をみがく!これが、プロの教師の心得だ!
目次
第1章 授業の原則(技能編)八カ条(第一条 子供の教育は菊を作るような方法でしてはならない;第二条 子供は断片的にしか訴えない。言葉にさえならない訴えをつかむのは教師の仕事である;第三条 子供を理解することの根本は、「子供が自分自身のことをどう思っているのか」ということを理解することである ほか)
第2章 新卒教師のための新五カ条(第一条 挨拶は自分からせよ;第二条 分からない時は自分から教えてもらえ;第三条 プロの技術を身に付けたいのなら身銭を切れ ほか)
第3章 プロの技術は歴史的な存在である(教える技術をもたない教師たち;思い付き的方法では子供は伸びない;いかなる技術も長い時間かかって作られる ほか)
著者等紹介
向山洋一[ムコウヤマヨウイチ]
東京都生まれ。68年東京学芸大学卒業後、東京都大田区立小学校の教師となり、2000年3月に退職。全国の優れた教育技術を集め、教師の共有財産にする「教育技術法則化運動」TOSSを始め、現在もその代表を務め、日本の教育界に多大な影響を与えている。日本教育技術学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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高山紗代子
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1日で読み終えた。読みやすい文章だと思う。同じような話(自分の実績について、自慢話??)が繰り返されるので、この章は何が言いたいの?と思ってしまう部分もあった。ただ、著者は実際に優秀な教師であるのだとは思う。2025/03/09
こもちょ
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「子供は断片的にしか訴えない。言葉にさえならない訴えを掴むのは教師の仕事である」 いかに授業力を向上させることが必要であるかがこの本を通して痛いほどわかった。 今年は校内の研究授業の数が限られると思うけど、自らチャンスを掴んでいきたい。2020/04/26
Kei Yamazaki
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愛情だけでは成り立たない、技術を持つこと。自己流ではなく、歴史に学ぶこと。成長を止めないこと。 教育の基本原則を押さえておくことで意識が変わるだろう。何度も読まなくてはならない本。2019/09/14