目次
第1章 発達障がいの子がいるから素晴らしいクラスができる!
第2章 発達障がいの子も生きる学級システム(学級経営)
第3章 1mmの変化を見逃さない 子どもが変わった瞬間をとらえる
第4章 発達障がいの子がいるクラスで授業を成立させる(授業成立の条件)
第5章 LD・学力が低い子に学力を保障する(学力保障)
第6章 発達障がいの子のアドバルーンに対応する(アドバルーン対応)
第7章 特別支援に必要な規律とユーモア(統率力と抜きどころ)
第8章 トラブルを乗り越えるとっておきの対応(トラブル指導)
著者等紹介
小野隆行[オノタカユキ]
1972年兵庫県生まれ。香川大学教育学部卒業後、岡山県蒜山教育事務組合立八束東小学校に着任、岡山市立南方小学校等を経て現在岡山市立芥子山小学校に勤務。新卒で向山洋一氏の実践に出会い、さらに向山洋一氏の論文審査を機に特別支援教育の道に入る。その後、多くのドクター・専門家と共同研究を進め、現在、医学的・脳科学的な裏付けをもとにした指導をおこなっている。また、特別支援教育コーディネーターとして校内の組織作り・研修体制などにもかかわり、毎年20近くの校内研修・公開講座で講演、NPO主催のセミナーでも多数講師を務め、指導的役割を担っている。TOSS岡山代表も務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
るい
4
私が今、一番求めている、通常学級における特別支援教育の具体的な方法が詰まった一冊だった。様々な発達障害をもった子が、それぞれ起こしたトラブルと、それに対する効果的な対処法が書かれているので、自分の指導方法を増やすことができる。学級経営、授業成立、アドバルーン対応、トラブル指導と、学校生活が網羅されている。笑顔とユーモアを忘れずに、自分を変えていきたい。2015/03/02
ぷりん
1
古い本なので、書かれている内容は今日当たり前になっていることが多い。だからこそ、自分が当たり前だと思っている対応の本質をもう一度捉え直すことができた。まだまだな部分ももちろん見つかったので、また来年度に向けてブラッシュアップしていきたい。2022/02/08
KTakahashi
1
抽象的な理論書ではありません。出来事(トラブル)と対応がまとめられた本でした。学級経営で起きたこと,授業中に起きたこと,保護者との対応など具体的な事例ばかりです。しばらく鞄の中に入れっぱなしにしていて,読むのが遅くなってしまいましたが,もったいないことをしました。2015/04/11
富樫 僚一
0
教師の行為にはすべて意味がある。行き当たりばったりの指導ではだめだ。子どものトラブルを助長することになる。 子どもの行動にもすべて意味がある。 教師は正しい対応を瞬時に判断することが求められる。教師は専門職である。感情的なたいおうなどあってはならない。 教師が変わり、子どもが変わるのだ。2016/05/23
Ryo Hashimoto
0
具体例で分かりやすい。さらにポイントが書いてあることで、自分にも実践しやすい。ユーモアで返すところを特に見習っていきたい。2015/12/30




