内容説明
永く人間から愛され続けてきたツバメが危機に瀕している。著者は30年にわたってひたむきにツバメの生態を調べた!…なんとツバメは銀座のど真ん中で頑張っていた!都会のツバメの愛すべき驚きの生態とは!また人間がすべきことは?ツバメ撮影の第1人者・佐藤信敏氏による決定的写真も掲載。「鳥と自然」を愛する多くの人々にとって必読の書であり、またあらゆる研究会・学校等での「鳥のフィールド観察の手本」ともいえる書。
目次
序章 銀座でツバメ発見!
第1章 調査でわかったツバメの“秘密”―なぜ軒下に巣を作るのか?(ツバメの到来と番ができるまで;巣作りの極意―巣のある場所と巣作り;子育ては雄か雌か、どちらの役目? ほか)
第2章 広がった観察の輪(都市鳥研究会の活動;ツバメを慈しむ銀座の人々;幻の取材記事・有楽町の一夜)
第3章 銀座のツバメは生き残れるか(銀座の変遷と都市鳥の変化;カギを握るのは何か?)
著者等紹介
金子凱彦[カネコヨシヒコ]
都市鳥研究会幹事、日本野鳥の会元東京支部幹事、日本鳥学会会員。1945年東京都生まれ。中央大学卒業後、銀座の出版社に2007年まで勤務する傍ら、職場周辺をフィールドに、都会に生きる鳥たちを長年観察してきた。東京都日野市在住
佐藤信敏[サトウノブトシ]
1957年神奈川県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。凸版印刷株式会社写真部を経て、フリーランスとして独立。本業のコマーシャル写真の傍ら、野鳥写真に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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阿呆った(旧・ことうら)
金平糖
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン