内容説明
ネットではわからない心の仕事の全体像を提示。生きがいにつながるボランティア系の仕事、数多い協会・学会認定の資格、公的資格を厳選して案内。
目次
1 生きがいにつながるボランティア・NPO関連(傾聴ボランティア―「聴く」ことによって相手の心をケア、自らの喜びと学びにもなる;「いのちの電話」ボランティア相談員―独り悩み苦しんでいる人のための「24時間眠らぬダイヤル」 ほか)
2 協会・学会認定の資格 心理一般(臨床心理士―指定の大学院修了が必須;産業カウンセラー―働く人を支援し、クライエントの伴走者ともなるカウンセラー ほか)
3 活動領域・方法を意識した協会・学会認定の資格(認知症ケア専門士―学識と技能、倫理観をそなえた認知症ケアの専門家;笑い療法士―笑いを引き出して自己治癒力を高め、病気予防をサポートする ほか)
4 公的資格(看護師―活躍する場は多様、専門性を求めるニーズも;保健師―行政・産業・学校の場での健康づくりの担い手 ほか)
著者等紹介
斉藤弘子[サイトウヒロコ]
ノンフィクションライター、駿台トラベル&ホテル専門学校非常勤講師(サナトロジー&カウンセリング論)、終活カウンセラー。「生と死」や「心」の問題を中心として、いまの時代と社会をみつめるテーマを追究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Lisa Tada
4
この本の新版、「新・心をケアする仕事がしたい!」(データがない)を、ほぼ2日で読了。様々な「心をケアする」職業、資格、ボランティアの概要から、現場での理想と現実のギャップなどの経験談が収録されている。心理系に進路を取りたい高校生から、現社会人の転職などに役立つ情報が中心。とはいえ、頑張って全部読んでみたところ、精神・心理の問題をこの日本ではどのような枠組みでとらえ、対処しているか、幅広い知識を知ることができるし、必然的に日本における心理学の最新情報を知り、理解する助けになり、大いに為になった。2022/08/22