目次
民泊の現状と展望
観光振興と民泊
旅館業法と民泊
住宅宿泊仲介業の法的位置づけ
不動産業から見た民泊の法的問題点―住宅宿泊事業法の施行後の対応を中心に
民泊と住環境
「シェアリング・エコノミー」における民泊の位置づけ
農村地域における民泊の変遷と役割
地域活性化と民泊の可能性
旅と建築の可能性を広げる民泊
私の民泊体験記―古民家、空き店舗を使ったシェア的生活実験
著者等紹介
浅見泰司[アサミヤスシ]
東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻教授
樋野公宏[ヒノキミヒロ]
東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Lulo
1
実に多方面から民泊を考察しており、本当にためになった。地方の民泊、なんかいいなと思い、早速いくつか宿探しを試みたが、四国や九州など、東京から行くとなるとかなり根気がいる。また、他のホテルに比べ、まだまだレビューも少なく、アクセスや値段など気にすることが多い。肌でその課題を感じた。院生の書いた記事も載っていて、学生すごいなーと思った。都会の民泊は、マンション暮らしをする自分にとって無縁ではないこと。治安面の解決策は急務だと思うし、一方で民泊が広がって多くの外国人が来日するきっかけとなればいいなと思う。2019/09/04