内容説明
大ヒット作『アナリシス・アイ』の著者がたどる森保JAPAN進化の軌跡と日本サッカーの現在地。アジア最終予選からカタールW杯本大会まで、日本代表全試合を徹底分析。「対強豪国」を見据えたトランジションサッカー、ピッチ上で問われる試合中の修正力、“4‐2‐3‐1”への回帰と“5‐4‐1”からの奇襲作戦。日本が世界に勝つためのトライ&エラーを検証する。
目次
オマーン戦―日本はなぜ最後まで優位性を示せなかったのか?
中国戦―“肉を切らせて骨を断つ作戦”は狙い通りだったのか?
サウジアラビア戦―“無茶振りバックパス”を強いられた理由とは?
オーストラリア戦―4‐3‐3導入と選手変更がチームにもたらしたもの
ベトナム戦―オーストラリア戦の4‐3‐3との違いと狙いとは?
オマーン戦―後半の戦いぶりに見た“5レーン対策”攻略の糸口とは?
中国戦―前線の関係性改善によって長友佑都が直面した困難
サウジアラビア戦―苦戦した前半と、流れを変えた後半の修正を読み解く
オーストラリア戦―4‐3‐3、というより4‐5‐1はどう機能した?
ベトナム戦―日本代表にさらなる“変身”の余地はあるのか?
パラグアイ戦―メンバー大幅変更の中で示された“物語の継続”の意思
ブラジル戦―失点するリスクが増しても、貫かれたボール保持
ガーナ戦―試合中の改善、5バック採用……完勝の中で示したもの
チュニジア戦―試合中に修正できたのに、なぜ大差で敗れたのか?
香港戦―クラブチームベースで臨み、何が“発見”された?
中国戦―スピンオフではなく”ストーリー継続”を選んだ是非
韓国戦―改善の先には積み重ねてきたスタイルがあった
アメリカ戦―前半と後半に見せた“試合の中での修正”とは?
エクアドル戦―空転するプレッシング……そのとき、どう対応した?
カナダ戦―最終テストで覚えた違和感、謎に包まれた”本当の姿”
ドイツ戦―ドイツを硬直化させた日本の”マンマーク大作戦”
コスタリカ戦―ボールを”持たされた”日本が学ぶべき教訓とは?
スペイン戦―紙一重の逆転劇を再びもたらした前半の“伏線”
クロアチア戦―リスク度外視のプレッシングはどこへ消えた?
著者等紹介
らいかーると[ライカールト]
昭和生まれ平成育ちの浦和出身。サッカー戦術分析ブログ『サッカーの面白い戦術分析を心がけます』の主宰で、そのユニークな語り口から指導者にもかかわらず『footballista』や『フットボール批評』など様々な媒体で記事を寄稿するようになった人気ブロガー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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