footballista
モダンサッカーの教科書〈3〉ポジション進化論

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784905349549
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0095

内容説明

偽9番、偽SBが生まれる必然。プレー原則で配置と役割を設計する「タスクの時代」の新基準。海外サッカー専門誌『footballista』で圧倒的人気のセリエAコーチ、レナート・バルディが複雑化するサッカー戦術を対話形式でわかりやすく解説。

目次

第1章 総論 ポジションからタスクへ
第2章 孤高からチームの一員へ―新時代のゴールキーパー像
第3章 「レジスタ化」するセンターバック
第4章 多様化するサイドバックと20のタスク
第5章 変質したセントラルMFの役割
第6章 5レーンに適応した「2列目」の再構成
第7章 偽9番の意味―新たなストライカーの在り方
第8章 未来のポジション論

著者等紹介

バルディ,レナート[バルディ,レナート] [Baldi,Renato]
イタリア・カンパーニア州カーバ・デ・ティレーニ出身。地元のアマチュアクラブで育成コーチとしてキャリアをスタートし、セリエBのランチャーノ、バレーゼでカルミネ・ガウティエーリ監督のスタッフとして戦術分析を担当。ミハイロビッチがサンプドリア監督に就任した際にスタッフに加わり、ミラン、トリノ、そしてボローニャにも帯同。チームのパフォーマンスと対戦相手の分析を担う

片野道郎[カタノミチオ]
1962年生まれ、宮城県仙台市出身。95年からイタリア・アレッサンドリア在住。ジャーナリスト・翻訳家として、ピッチ上の出来事にとどまらず、その背後にある社会・経済・文化にまで視野を広げて、カルチョの魅力と奥深さをディープかつ多角的に伝えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Isamash

32
レナート・バルディ(伊戦術分析コーチ)及び片野道郎(伊在住ジャーナリスト)2021年著作。ここのとこアベマで英国プレミアリーグのゲームを週3ゲームを見てきているので、この著者らの指摘、ゴールキーパーのフィールドプレイヤー化、センターバックの司令塔化は大納得。またフォワード選手の守備面での献身的プレイの爆発的増加にも驚かされており、欧州最先端サッカーの進化速度に感嘆。システムの可変性やポジションの意識的流動性も当たり前の様に本書指摘通りに行われている。日本人の監督・コーチが時代に取り残されることを懸念する。2022/11/15

やまねっと

15
もうサッカーもポジションの区別だけでなくトータルフットボールで全員サッカーの思想が出てきているのだと思った。GKも足元の技術や後方からのビルドアップ、最終ラインの統率など、役割が確実に増えている。 この本はポジションごとに現代サッカーの最前線を語った貴重な本である。また、サッカーを楽しめる要素が増えた。もっとサッカーを知りたいと思った。やべっちFCが終わってからというもの、サッカーから離れている。もうDAZNに入るしかサッカーを追いかけることはできないのか?もっとプロサッカーに触れる機会が欲しい。2023/09/09

Mark X Japan

11
ポジションに求められるスキルの変化が究極です。センターバックがゲームメーカーとなり、一昔前なら一列前のポジションのスキルが求められます。二昔以上前なら、二列前のポジションのスキルでしょう。カタールワールドカップは、しっかり守備をする、個の能力が優れているチームの成績がよかったので、このトレンドもそろそろ変わる時期ではないでしょうか。☆:4.02023/01/31

tetsubun1000mg

11
レナート・バルディ氏はイタリアのセリエAでチームの戦略分析コーチを担当。「モダンサッカーの教科書」「〃Ⅱ」を刊行して日本のプロサッカー選手やコーチにも読者がいる。 今回はポジション別に現代サッカーで必要とされる能力、技術を解説して欧州サッカーでの注目選手を紹介している。 具体的な動き方やボールを持ってない時も相手を見てスペースを見つける事が必要らしい。Jリーグとヨーロッパのプレミア・ブンデス・セリエAなどのチームとの違いが良く分かる。 酒井高徳や内田篤人も発言しているように差は一層開いているようだ。2021/03/02

tetsubun1000mg

10
2000年位からユーロサッカーは大きく変わってきた。 CB,SBなどのポジションは位置情報を表していたが、今は機能を表している。 従来はトップ下、MFがゲームメイクして「レジスタ」と呼ばれていたが、現代サッカーではGK,CB、SBがレジスタの動きと役割を求められている。 MF、CFでも攻撃だけでなくプレッシングと前線でのボウル奪還をできるのがユーロサッカーのTOP選手。 ユーロサッカーの各ポジションのベストメンバーが選出されているがボローニャの冨安健洋はスピード左右両足の技術、戦術眼ともに非常に高い評価。2022/01/12

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