内容説明
ブラジル代表密着歴20年。選手に愛される異色の日本人女性ジャーナリストが記録してきたレジェンドたちの成功の秘密。
目次
1 プレッシャーに打ち勝つための言葉(ネイマール;ドゥンガ ほか)
2 心が折れそうになった時の言葉(ロナウド;ロベルト・カルロス ほか)
3 厳しい環境から這い上がるための言葉(ロマーリオ;アドリアーノ ほか)
4 コミュニケーション力を高めるための言葉(カカー;ジョルジーニョ ほか)
5 組織のリーダーになるための言葉(チッチ;カルロス・アルベルト・パレイラ ほか)
著者等紹介
藤原清美[フジワラキヨミ]
放送作家として番組制作に携わり、ブラジルのサッカーに強い関心を持つようになる。1998年には、ジーコがテクニカルコーディネーターを務めたブラジル代表に、ワールドカップ・フランス大会まで3カ月にわたる密着取材を敢行。2001年、リオデジャネイロに拠点を移し、サッカーを中心とするスポーツやドキュメンタリー、紀行などの分野で取材活動。特にブラジル代表チームや選手に取材では世界中を飛び回り、日本とブラジル両国のメディアで発表している。ブラジルのスポーツジャーナリストに贈られるボーラ・ジ・オウロ賞で2005年国際部門、2007年大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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黒猫
14
古今のブラジル代表「セレソン」の選手、監督への貴重なインタビュー本。ネイマールのベルギー戦の終了間際のシュートが目に浮かぶ。「ワールドカップ優勝」を目標にしたネイマールは必ずや4年後に成長した姿を見せてくれると期待してます。印象に残ったのは「悪魔の左足」ことロベルト・カルロスの話。頭を剃りあげているが、小児がん病棟を訪問した時に、子供たちに「同じ頭の人だ」と言われ元気を与えている。ロベカルのセレソンへの熱い思いと「嫌なこと、傷ついた時のことは捨ててしまえばいい」という言葉が印象的。ロベカル良い人!2018/09/11
Decoy
0
ワールドカップの予習として。著者の本は2冊目だが、これだけセレソンに食い込めている日本人ジャーナリストがいるという事実に、まず驚く。確かに皆、「人生の勝者」だなぁ・・・。ただ、基本的には前向きなことしか訊いていない/答えていないので、もう少し突っ込んだ話も読んでみたい。ロシア大会も、ブラジルを応援!2018/06/11