内容説明
Ｊ．チャールトン、ホドル、リネカー、ガスコイン、シアラー、オーウェン、ジェラード…重要人物の証言とともに、バロンドール投票権を持つ『タイムズ』紙チーム記者が綴ったイングランド代表史の秀逸な分析録にして、母国に革命的変化を訴える熱烈な嘆願書！
目次
至高の時
マレリーと７０年Ｗ杯メキシコ大会
陰々滅々
創造力恐怖症
脅威の売り手
サー・ボビー・ロブソン
ガスコイン対ガッザ
スペシャリスト・ワン
ローマにありては…ライトの如く
求む、ヘッドハンター〔ほか〕
著者等紹介
ウィンター，ヘンリー［ウィンター，ヘンリー］ ［Ｗｉｎｔｅｒ，Ｈｅｎｒｙ］
英国『タイムズ』紙のチーフ・フットボール・ライター（２０１５年１１月より）。英国スポーツ記者協会会員として５度の年間最優秀賞受賞歴を誇る。代表の監督と主将とともにイングランド３人目のＦＩＦＡバロンドール（世界最優秀選手賞）投標権を持つ
山中忍［ヤマナカシノブ］
１９６６年生まれ。青山学院大学卒。９４年に渡欧し、駐在員からフリーライターに。英国スポーツ記者協会、及びフットボール・ライター協会会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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サッカーの母国も、選手育成ピラミッドの各部に少なくない綻びを抱えていた。時代の変化に適応しきれていないという問題点を、極端な懐古主義や毒舌に傾くことなく、丹念な取材で炙り出すベテラン現地記者の手腕に読み惚れた。エヴァートンの左SB、ベインズが村上春樹を愛読していることに小さな驚き。2017/05/28
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