内容説明
中学校教師としての35年間、そして半世紀を超える植物採集家としての足跡―。一枚の葉から植物名を検索する画期的な花図鑑と葉脈・茎・根の細部まで表現した原色図譜で知られる著者が、今、書き遺しておきたいこと。
目次
第1部 軌跡(私の学生時代;飯塚の思い出;私の植物人生―花に恋して;マンゴクドジョウツナギ物語)
第2部 随想(教室で話したかった雑談;親に話したかった雑談;愛猫ジジの一生)
第3部 講演・講話録(雑草にも名前がある;虫と遊び、土に親しむ子供を育てましょう;御側山国有林の伐採中止運動から学んだこと;植物夜話;折々の歌)
著者等紹介
益村聖[マスムラサトシ]
1933年、福岡県筑後市に生まれる。1956年、福岡学芸大学(現福岡教育大学)理科卒業(生物学専攻)。以後、1991年まで福岡県内で中学校教諭。植物分類学会の会員。主としてカヤツリグサ科スゲ属とイネ科を研究。2014年、日本植物分類学会から学会賞を授与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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