現代アニメ「超」講義

現代アニメ「超」講義

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 312
  • 商品コード 9784905325130

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きいち

21
すごい、論じられている作品、ほっとんどわからない。マンガや映画と違って、アニメはリアルタイムを逃すと後から見返すのには相当ハードル高いものな…。第一話見たら止まらなくなるのだが。◇新海誠や細田守、そしてシャフトや京アニの作品に加え、ガンダム・マクロス・エヴァだけじゃないロボットアニメ、そしてプリキュアなど女児向けをがっつり中心に据えて論じる。…だからわからないんだけど、でも、なんだかおもしろい。そして、アニメによる教育ではなくアニメによる学習という見方。そのあたりが理解無関係に読み続けたくなるゆえんか。2019/12/10

ゲオルギオ・ハーン

18
内容はいちオタクによるエッセイといったもの。単語として出てくる作品数こそ多いもののそれらをバランスよく書いたりせず(一言で終わらせることがほとんど)に著者の好きなもの3、4作程度を重点的に書いているので果たして講義としていいのか疑問。映像について論じていて『ヴァイオレットエヴァーガーデン』や『ケンガンアシュラ』など映像について工夫している作品たちを名前すら出さない理由がよく分からない。資料を読んだり、インタビューをして裏付けをするつもりもない書き方なので個人ブログと大差のない一冊と思いました。2021/04/18

akihiko810/アカウント移行中

8
図書館本ざっと読み。現代深夜アニメの批評講義。印象度B  評価は高くないが、それはこの本が面白くなかったのではなく、私がアニメに詳しくないために、著者の知識量について行けず脱落してしまったためである。あと、私の興味の範囲越えてた。岡田麿里脚本作品(「あの花」「ここさけ」)の項は面白く読めた。 シャフトのアニメ版「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」は完全な失敗作でない、とするのは同意だが、前半部は良かったが後半部のオリジナル展開が目も当てられぬ出来だったので、作品の擁護はできない2020/10/02

生ハム

7
筆者から、圧倒的熱量を感じました。とにかく守備範囲が幅広い。その中で、現代のアニメの起点を、デジモンの「僕らのウォーゲーム!」に据えたのが非常に興味深い。ガンダムでもなく、ビューティフルドリーマーでもなく、ハルヒでもなく。筆者の好みが暴走していく様子もまた良し。アニメというのは、良くも悪くもそれ単品では完結しないメディアなのだなと。グッズ、書籍、声優、監督。故に、作品一つだけに焦点を当てるのでなく、もっと広い視座で捉えると、時代や特色が見つけやすいのかも。作品数が膨大なので、それができる人は限られるけど。2020/04/12

コリエル

6
今世紀のアニメ作品と周辺状況を広く浅く拾った本。単一の著者による印象のみで語られた分析なので個人的感覚として同意できる部分もあれば、具体的な数字や制作スタッフによる発言を引く手間を惜しんであるために説得力に乏しいと感じる部分も多い。ソースは5ch的な内容に止まっているわけ。ここ10年、アニメがサブではなくメインカルチャーと化した感があるとは良く言われることなので、深い考察やデータ分析よりもぱっと見で状況をひと掴みしたい場合には参考になるかと。2019/08/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14003669
  • ご注意事項

最近チェックした商品