冷戦後における自衛隊の役割とその変容 - 規範の相克と止揚、そして「積極主義」への転回

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  • サイズ A5判/ページ数 400p
  • 商品コード 9784905285755

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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面白かった。「軍事規範」という概念を手がかりに、第2次大戦後からイラク派遣に至るまでの日本の軍事政策の変化を説いていく。「規範」の変化を見ていくことで、自衛隊の急速な役割の変容をうまく説明できている。世論調査や政治家の発言、自衛隊の活動を巡る様々な事件も取り上げられており、特に冷戦後における自衛隊の受容の変化として見ても面白い。自衛隊に対する国民の見方が大きく変わったのは、阪神大震災と地下鉄サリン事件における「危機管理」の1ツールであるとの指摘はまさにそのとおりであると思う。2018/04/26

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