内容説明
第1次~第2次世界大戦時期における日独・独中経済関係の軌跡を、政治・軍事面にも目を配りつつ、通商戦略、企業行動を中心に、具体的・総体的に跡づけたドイツ・東アジア関係史。
目次
第1部 国際定位(ドイツの通商政策と東アジア―再建と変容;北京関税特別会議と1928年独中関税条約;「輸入政策」の追求―華北における日独経済協力と独中信用供与条約の改定)
第2部 企業体制(ドイツ企業体制学習の日中比較)
第3部 企業(ドイツ企業の対東アジア戦略;オットー・ヴォルフ社の対東アジア戦略;クルップの対中戦略―製鉄製鋼設備・技術と中央鋼鉄廠;IG(イーゲー)ファルベンの対中戦略―人造石油製造設備・技術
カール・ツァイスの対日戦略―プラネタリウムと大阪市立電気科学館)
著者等紹介
工藤章[クドウアキラ]
1946年10月東京に生まれる。2010年3月東京大学停年退職。現在、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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