内容説明
少数派として闘い・働いた人たちの跡形をとおして、日産という会社のもうひとつの相貌を描く、労働現場からみた日産側面史!
目次
第1章 日産とプリンスの合併―経緯と背景
第2章 合併にともなう問題―異なるナショナルセンター傘下の労働組合
第3章 暴力と差別
第4章 少数派組合の「反撃」―法廷闘争を中心に
第5章 少数派の中の少数派の取り組み―女性組合員の活動
第6章 働く場における「存在感」
第7章 労働戦線の再編成―「連合」の誕生と全金日産支部の再分裂
第8章 全面解決闘争と「和解」
第9章 市場原理に基づく「改革」と2つの労働組合の反応
第10章 「改革」の犠牲者の支援―組織のウチとソトをつなぐ
第11章 「会社人間」とも「独立独歩」とも異なるキャリア―「社会」に足場を持つ
終章 最後の組合員
補章 職場をつくる労働組合
著者等紹介
伊原亮司[イハラリョウジ]
一橋大学商学部卒業。一橋大学社会学研究科博士後期課程修了(社会学博士)。現在、岐阜大学地域科学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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