出版社内容情報
サービス経済研究を牽引しつづけ、2017年に急逝した著者が遺した畢生のしごとサービス経済研究を牽引しつづけ、2017年に急逝した著者が遺した畢生のしごと
自説の〈サービス労働価値生産説=有用効果生産説〉を彫琢し、現状分析をふまえて、サービス経済の拡大を発展段階論的にとらえ、未来社会を展望!
第?部 現代資本主義におけるサービス産業の拡大
第?部 サービス経済研究とその論争の到達点
第?部 マルクスの未来社会論とサービス経済
飯盛信男[イサガイノブオ]
著・文・その他
内容説明
サービス経済研究を牽引しつづけ、2017年に急逝した著者が遺した畢生の書。自説の“サービス労働価値生産説=有用効果生産説”を彫琢し、現状分析をふまえて、サービス経済の拡大を発展段階論的にとらえ、未来社会を展望!
目次
第1部 現代資本主義におけるサービス産業の拡大(サービス産業の拡大と雇用;日本経済長期停滞のなかのサービス産業拡大―非正規雇用増大と公共サービスの産業化)
第2部 サービス経済研究とその論争の到達点(サービス経済論争の到達点と有用効果生産説の正当性―諸家の批判・質問への回答;サービス経済研究における新たな視点―姉歯曉氏、寺田隆至氏、阿部浩之氏らの研究によせて;生産的労働・サービス論争における新たな主張―二宮厚美氏の物質代謝・精神代謝両輪説 ほか)
第3部 マルクスの未来社会論とサービス経済(「必然の王国」から「自由の王国」へ―生産的労働・サービス経済論の最終章)
私のサービス経済論研究
著者等紹介
飯盛信男[イサガイノブオ]
1947年佐賀県に生まれる。1969年九州大学経済学部卒業。1974年九州大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学。佐賀大学経済学部講師。1976年同大学経済学部助教授。1986年同大学経済学部教授。1987年経済学博士(九州大学)。1991年佐賀大学大学院経済学研究科教授。2012年佐賀大学経済学部退職/同大学名誉教授。2017年5月17日70歳にて永眠。正四位瑞宝中綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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