内容説明
金融化という現代資本主義の最新局面を、金融それ自体の発展・高度化・進化のプロセス、とりわけ金融機関の行動に焦点を当てて読み解く。“金融化アプローチ”をバージョンアップ!
目次
第1章 金融化とその諸現象
第2章 金融機関の収益拡大と資金循環構造の変化―資産運用関連業務に着目して
第3章 金融機関の収益拡大と投資銀行のM&A関連業務
第4章 金融化と影の銀行システム
第5章 2000年代の金融機関の収益拡大と大手金融機関のリスクテイク
第6章 金融化とデリバティブ―二分法的理解の克服のための二つの視点
第7章 米国金融規制改革法と大手金融機関の行動―ボルカー・ルールを中心に
終章 金融権力の発現形態としての金融化とその諸影響
著者等紹介
小倉将志郎[オグラショウシロウ]
1978年埼玉県生まれ。2008年一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位修得退学、静岡大学人文学部経済学科准教授。2014年一橋大学大学院経済学研究科博士学位取得。現在、静岡大学学術院人文社会科学領域経済・経営系列准教授、兼ロンドン大学東洋アフリカ研究院(SOAS)客員研究員(2016年まで)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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