内容説明
脱原発、原子力に依存しない持続可能な社会の方へ!原子力災害(原災)をうけたふくしまの復旧・復興への支援に、福島大学定年退職までの2年間、福島大学うつくしまふくしま未来支援センター長として、どのように向かい合ってきたかにかかわる記録。
目次
震災&原災にどう向き合うか
なぜ復興ビジョンに脱原発を掲げるのか
原子力災害とふくしま復興の苦悩
帰還・復旧・復興への社会技術的課題
地域復旧・復興と地理学
原子力災害と南相馬市復興ビジョン
避難指示区域の地理学的意味
原災地域復興支援の四ステップ
川内村全村避難からの帰村宣言
東日本大震災・原子力災害と商店街の対応
脱原発と地域経済の展望
地域アイデンティティの再構築に向けて
三・一一がわたしたちに問いかけていること
著者等紹介
山川充夫[ヤマカワミツオ]
1947年愛知県生まれ。福島大学名誉教授・客員(特命)教授。帝京大学経済学部地域経済学科教授。博士(学術・東京大学)。日本学術会議会員。専門は経済地理学・地域経済論・都市経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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