内容説明
日本とアメリカの国民生活に焦点を当てて、消費者信用に支えられた消費の危うさを衝く異色の現代資本主義論!
目次
浪費という幻想(サブプライムローン問題の本質―アメリカにおける「過消費」構造と家計債務の現状;サブプライムショック後のアメリカにおける消費動向;アメリカ経済と消費者信用―その歴史的変遷;アメリカ経済における「過消費」構造と国際通貨国特権―日米貿易構造を手がかりに)
「消費社会」の内実(消費者信用の一形態としての販売信用―販売信用の本質・成立条件・機能;消費のサービス化について―「豊かな消費社会論」批判;R.A.ウォーカーの「サービス経済論」批判―資本主義的分業の展開)
著者等紹介
姉歯曉[アネハアキ]
1960年東京に生まれる。1989年國學院大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得。日本学術振興会特別研究員、県立新潟女子短期大学生活科学科専任講師、同助教授、イギリス・エセックス大学社会学部visiting fellow、大妻女子大学社会情報学部助教授を経て、駒澤大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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