- ホーム
- > 和書
- > エンターテイメント
- > アニメ系
- > アニメ研究本、マンガ論
内容説明
第1回のテーマは「ラブレター」セリフなしでも心に伝わる―53の国と地域から寄せられた514編の珠玉の“ラブレター”。
目次
これがサイレントマンガオーディションだ
第1回サイレントマンガオーディション受賞者
グランプリ
準グランプリ
スペシャルインタビュー 漫画家:永井豪
優秀賞
スペシャル対談 手塚プロダクション社長松谷孝征×コアミックス社長堀江信彦
準優秀賞
努力賞11作品
スペシャルインタビュー 漫画家:古屋兎丸
総評 第1回サイレントマンガオーディション審査員 漫画家:北条司
1 ~ 1件/全1件
- 評価
マンガ道の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小木ハム
11
世界中から届いたサイレント漫画514作品を26作品まで絞って公開。言語は違っても絵で通じる漫画の文脈。静と動。アマチュアなので画力の巧拙はありますが、選考に残っただけあり作者の伝えたい事がしっかり伝わってきます。絵柄は日本の漫画にかなり近い(単に日本人好みの絵が選ばれただけ?)。国はインドネシア、ドイツの方がダントツで全体の約4割。政情不安のある中東・アフリカ大陸は応募が少ない。総評の北条司先生のコメントだけでもこの本を買ったお金はペイできた。コントラスト研究には白黒映画(黒澤明やチャップリン)が良い。2020/09/04
ゴロチビ
4
図書館で見つけたので読んでみた。まず優勝作品を読んだ時、正直、え?これが優勝か〜、という感想だったのだが、その他の作品をどんどこ読んで行くにつれて優勝理由がわかってきた。やっぱり分かりやすい。そして無駄がない。マンガ作品の部分だけ走り読みしたが、世界各国から届いた作品が確かに日本のマンガの文法で作られていて、しかもとってもバラエティ豊かで、この作品はあの漫画家やあの漫画家の影響を受けてるかな?等と想像するのも楽しく、スウェーデン人のオーサのマンガを読んだ時のように、高い画力と日本っぽさに驚かされた。2018/10/30
ocean
1
セリフを一切排したことによって、逆に流れやキャラクターの感情が伝わりやすくなっている。言葉の壁があっても自分の考えを表現することができ、読者もそれを簡単に受け入れることができるのがマンガのいいところです。2016/12/08