目次
第１章 「天皇さまありがとう」行進の教訓（天皇さまありがとう行進の原点；天皇と国民の関係 ほか）
第２章 天皇の真実（実質的責任；道義的責任 ほか）
第３章 天皇絶対平和への道（敗けるが勝ち；人類救済の原理・日本の国体 ほか）
第４章 日本の偉大なる天命（昭和天皇が実は世界史上最初の原爆抑止者だった；昭和天皇が憲法九条のご発想者だった決定的証拠資料を発見！ ほか）
著者等紹介
河内正臣［コウチマサオミ］
昭和１６年広島県呉市に生まれる。昭和３６年警視庁警察官となる。昭和４２年法政大学第二法学科卒業。同年、警視庁第４機動隊を辞職。以後「日本精神復興促進会」や「広島使命の集いの会」等を設立し、愛国平和運動に没頭する。昭和６３年「天皇の真実を知る会」創設、会長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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半木 糺
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著者は憲法一条（象徴天皇制）と九条（戦争放棄）の合一を掲げる独自の立場を取る人物である。天皇の大御心が戦後の戦争放棄による平和主義を創ったとし、さらにそれを世界に広める（八紘為宇）ことこそが日本の使命であると説く。本書は論理展開が完全に「トンデモ本」のそれで、学問的・批評的価値は無いが、「リベラル」が天皇にその思想の仮託をしようとしている現在、あながち荒唐無稽とも言い切れない面を持っている。2020/05/17
