著者等紹介
はらだたけひで[ハラダタケヒデ]
1954年生まれ。1989年『パシュラル先生』で産経児童出版文化賞入賞。1992年『フランチェスコ』でユニセフ=エズラ・ジャック・キーツ国際絵本画家最優秀賞受賞。1975年より岩波ホールに勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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新地学@児童書病発動中
96
大人も子供も楽しめる絵本。パシュラル先生(作者によると哲学者のガストン・パシュラールにヒントを得たもの)が心の中にある森を旅する。パステル調の絵が非常に美しい。この本を眺めていると、自分の心の中に蓄えられているいろいろなイメージが、活性化される気がする。パシュラル先生が空のかなたに飛び去っていく、最後のシーンのふんわりとした感じが良かった。2015/01/22
mntmt
24
心の中を旅しているようだ。果てしない宇宙の中にいる。スピリチュアル。2016/07/28
anne@灯れ松明の火
11
隣町図書館・大人のための絵本コーナーで。絵がとても美しかった。2013/06/09
雨巫女。@新潮部
8
《図書館‐新刊》登場する博士が、かわいくて。森を一緒に散歩したく、なりました。2012/11/06
食物繊維
3
絵本なのですが、挿絵付きの詩集を読んでいるようです。実際、詩と解釈してもあながち間違いではない気がします。 色彩が柔らかで美しいです。パシュラル先生の本を読むと心の休息をとれた気がします。2021/12/31