内容説明
「没我利他」の理想に向けて実践した宮沢賢治という人間の実像を、花巻での幼少時より親交のあった著者が生き生きと描く。悩み苦しみながら力強く生きた賢治のありのままの姿を親友が描いた原典。
目次
幼少年時代
盛岡高等農林学校時代
花巻農学校教師時代
桜の住居
闘病
終焉・滅後
賢治さんの世界
その後
著者等紹介
佐藤隆房[サトウタカフサ]
明治23年10月15日、栃木県那須村(現那須町)に生れる。千葉医学専門学校卒業。医学博士。大正12年、花巻川口町(現花巻市)に花巻共立病院(現財団法人総合花巻病院)を創立、院長・理事長。岩手県医師会会長、日本医師会代議員会議長、岩手医科大学評議員、日本臨床外科医学会名誉会員兼評議員。高村記念会会長、賢治の会代表などを歴任。高松宮殿下選奨。紺綬褒章三回、藍綬褒章、勲四等瑞宝章を受章。岩手日報文化賞、日本医師会最高優功賞、岩手県県政功労者などを授賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。