内容説明
陶芸作家・窯元・商社・研究者・プロデューサー・首長・愛好家、「有田」を愛する人々の想いが結実。「有田焼」の魅力が彩られる夢の共演。
目次
第1景 陶芸作家の貌‐かたち
第2景 窯元の夢と葛藤
第3景 有田焼の学術世界
第4景 有田焼に魅せられて
第5景 伝統メーカーの命題
第6景 有田焼の演出と舞台
第7景 未来十色
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
G-dark
7
14代今泉今右衛門さんの「色絵薄墨墨はじき雪文鉢」に驚かされました!こういう有田焼もあるんですね。井上萬二さんの「白磁花形花器」も、中島宏さんの「青瓷彫文壺」も、青木龍山さんの「連作 胡沙の舞」も、13代今泉今右衛門さんの「色鍋島薄墨露草草文鉢」も、14代酒井田柿右衛門さんの「濁手撫子文大皿」も、15代酒井田柿右衛門さんの「濁手団栗文花瓶」も、その他の方の作も含め、ひとくちに「有田焼」と言っても違う美しさがあって素敵。有田焼の歴史を支えてきた多くの人たちのおかげで、こんなに美しい焼き物を見られるのですね。2017/10/29