内容説明
インドは日本の「過去」なのか、「未来」なのか。貧困地獄から這い上がれない底辺で生きる女たちの壮絶な日々を追う!新版・書き下ろし「ブラックアジア」書籍化第2弾!
目次
第1章 薄幸の物乞い―ピア(一〇年前のインド・コルカタ;ほどこしを求める無数の手 ほか)
第2章 野獣の目をもつ売春女性―アビー(「史上最悪の売春地帯」ソナガチ;狂信と混沌の街で出会った売春女性 ほか)
第3章 堕ちた女性たちの相貌(剥き出しの日々;厭世感をまとって ほか)
第4章 コルカタの貧困を背に(繁栄と貧困の間;夢を見ることが許されない少女たち ほか)
著者等紹介
鈴木傾城[スズキケイセイ]
出身不詳。年齢不詳。職業不詳。経歴不詳。20歳の頃、初めてタイに放浪の旅に出る。当時、東南アジア最大の歓楽街と言われたバンコクのパッポン地区で、同じ20歳の女性と出会って売春地帯に堕ちて行く。以後、放浪を繰り返す人生になる。2000年、東南アジアで知り合った女性を忘れないようにと同名のサイトを立ち上げ、カルト的な人気を得る。2006年、事故と体調悪化で3年のブランク。その後、サイトを再開して現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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蓮華
10
この類の本を読むと今の生活がどれだけ裕福で幸せかを改めさせられる。 同じ地球に生まれのに場所が違うだけでここまで違うのか。 なんとも言えない気持ちになる。 著者の女性を買う行動には賛成できないが、その行動があったからこの本を読めたわけだし、複雑だ。2020/06/26
ままま
3
闇の子供たち系かなぁと思ったら題材は似ていても別物だった。悲惨さがなんとかく伝わりにくい感じ。切実さにかけるというか…実際に買うのはいいけど、やる描写は必要ないよね。2017/05/08
川上
3
インドの貧困は根が深い。BRICsファンドとか、何が経済成長著しいだよ。ありゃあまんまと騙せれたぜ。現地調査をと意気込んだが、結局行かなくてよかった。やっぱインドはインドだ。命の値段が格段に安い。経済成長と貧困ってそもそも関係ないよな。貧者が救われることはない。障害者が感動ポルノとして消費されるってあったけど、同じく貧困も感動ポルノだわね~。この本の書き方もまさにそれ、それにしても内容薄いなぁ。2015/05/12
むさみか
3
最貧困におちいって 何が怖いのかというと 這い上がれないことだというのが よく分かります 著者が これは日本の 「過去」なのか 「未来」なのかと 問いかけますが 答えられませんね2015/01/06
おかゆ
1
この本を通して貧困や性加害について学べたと感じる人は、今まで余程それらの問題に目を向けていなかったんでしょうね。彼女たちに寄り添うような姿勢を見せてはいるものの、安全地帯から別の生き物として娼婦や物乞いを堕ちた存在と見下し、結局はお金で弱者を買い叩く著者は消費者の代表です。書籍出版や有料ネット記事を通して二次三次的に利益を追求している点も卑しい。作者からすれば性的欲求を満たせてお金ももらえて美味しい商売でしょうね。売春は買い手がいるから成り立つんですよ、助長してどうする。2023/06/17




