内容説明
小泉政権にあって安倍・福田・麻生・鳩山・菅・野田政権にないもの、それは強いリーダーシップと粉骨砕身で官僚を使いこなす「胆力」だ。
目次
第1章 総理の器(民主政権は失敗をどう総括したか;北朝鮮とのチャンネルがなくなってしまった;家族会;拉致問題解決;総理の器;ぶらさがり取材)
第2章 日本の官僚(民主党のアキレス腱;官僚排除の慣例を正せ;官僚は国有財産、使いきることだ;野田総理は官僚の本質を理解していない;小沢一郎は官僚を象の足で踏みつけているに過ぎない;官邸運営の要諦は官僚からの「情報」と「人事」だ)
第3章 官僚は使いきれる(大震災、原発事故。小泉元総理だったらどう動いたか;菅総理の許されざる罪;官僚を結束させた「チーム小泉」のシステム;官僚に最初からアメをやる必要はない;「オンレコ」と「アフレコ」;沖縄基地問題は、ずさんだ)
第4章 再びの政変に向けて(TPP、日本のとるべき道;小沢一郎、復活の日;小泉進二郎議員;永田町には「義の精神」や「無償の行為」は存在しない;民主党政権の継続はない;「大阪都」には異を唱える)
著者等紹介
飯島勲[イイジマイサオ]
1945年長野県辰野町に生まれる。1972年小泉純一郎の衆議院初当選とともに、その秘書となる。竹下内閣、宇野内閣で厚生大臣秘書官。宮澤内閣で郵政大臣秘書官、橋本内閣で厚生大臣秘書官。小泉内閣で首席総理秘書官。元自由民主党秘書会副会長。永年秘書衆議院議長表彰、永年公務員内閣総理大臣表彰を受ける。現在、松本歯科大学特命教授、駒沢女子大学客員教授
大下英治[オオシタエイジ]
1944年、広島県に生まれる。広島大学文学部卒業。1970年、『週刊文春』の記者となる。記者時代『小説電通』(徳間文庫)を発表し、作家としてデビュー。さらに月刊『文藝春秋』に発表した『三越の女帝・竹久みちの野望と金脈』が反響を呼び、岡田社長退陣のきっかけとなった。1983年、週刊文春を離れ、作家として政財官界から経済、芸能、犯罪まで幅広いジャンルで創作活動をつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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