目次
詩篇(詩集『わたしの魚類図鑑』から;詩集『鳥類図鑑』から;詩集『わたしの花図鑑』から ほか)
エッセイ(わたしの詩の原風景―郷里が「対馬」なれば;詩集『わたしの魚類図鑑』より四篇;詩を通して子どもの始原性にどうやって迫るか ほか)
詩人の歩み
詩人論・作品論(畑島喜久生さんの眼差し―「いない いない ばあ」など(内田麟太郎)
リアリズムとファンタジー―畑島喜久生幼年詩集『いない いない ばあ』についての五つの断想(中上哲夫)
自らを「花」として捧げる―畑島喜久生『末期の水の味は?』小論(藤川幸之助) ほか)
著者等紹介
畑島喜久生[ハタジマキクオ]
1930年長崎県対馬で生まれる。1945年8月9日ナガサキで原子爆弾に被爆、九死に一生を得る。小学校教師として41年働く。その間、1967年に「現代児童詩」を創刊。小学校教師定年退職の1989年迄22年―子ども本位の「児童詩教育」を目指して。小学校教師定年退職後は、白百合女子大、東京保育専門学校等に勤務しながら、「日本児童文学」の編集にも関与。少年詩の一層の発展を目指し「少年詩の学校」、「少年詩の教室」などの発刊。著作としては本『畑島喜久生詩集』など。現在、満92歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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