内容説明
ぼくたちは、ずいぶんちがうしいろいろあわない。でも…一平くんがあたらしい一歩をふみだす物語。
著者等紹介
なかがわちひろ[ナカガワチヒロ]
1958年生まれ。東京藝術大学卒業。子どもの本を中心に翻訳家として活躍するとともに作家・画家として絵本や童話作品を数多く手がけている。『どうぶつがすき』で日本絵本賞翻訳絵本賞、『天使のかいかた』で日本絵本賞読者賞、『かりんちゃんと十五人のおひなさま』で野間児童文芸賞、『やまの動物病院』でひろすけ童話賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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anne@灯れ松明の火
23
新着棚で。「一平くん」シリーズ3。一平くんは、ひとりでも気にしていないのかと思っていたけれど、やっぱり友達はほしいよね。好きなものが一緒なら、と思うけれど、独特な好みの一平くんと好みが合う子はいるかな? すべてがピッタリ一緒なんて、いるはずがない。でも、ちょっとだけなら? ちょっとだけは寂しい? いえいえ、パズルのピースのような友達も、悪くないんだよ。このシリーズ、大人が読んでもいい♪ 淡い色彩で、すべてを塗りきらない彩色がオシャレで大好き。いつも書いているけれどね(笑)2025/05/21
遠い日
4
シリーズ3。一平くんの感受性、すばらしい。細やかなだけでなくて深く考察する知性が感じられて、この子は必死で生きているのだなと理解できます。友だちと自分の<部分集合>の図のような重なりあうところ、そこだけでつながっていたって問題ない。全部好きなことが同じでなくてもいい。友だちはいる方が楽しいと思うけれど、今すぐ無理に作らなくてもいい。一平くんはひとりじゃない。きっと誰かが見ていてくれるし、この先の出会いがたくさん待っている。2025/06/05
タンタン
4
たもだち2025/06/04
asisa
3
カメが好きな一平くんとヒロくんだけど、ほかに好きなものは違うし、いろいろ合わない。でも…。一平くんがあたらしい一歩をふみだす物語。「すてきなひとりぼっち」「ぼくは、ういてる。」に続く一平くんのおはなし第3弾。2025/06/06
刹那
2
大人にもいい本でした(^^♪2025/05/02
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- 和書
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