内容説明
第二次世界大戦中、中国の大連にすんでいたわたしには、たいせつなともだちがいました。こけしのハッコちゃんです。わたしたちはいつもいっしょでした。でも、戦争がおわり日本にひきあげることになり、ハッコちゃんとわたしは…。あるひあるとき、ふいに思いだされるたいせつな友だちのこと…。第二次世界大戦のころ、中国の大連で戦中・戦後をすごした著者が描く。あのとき、せいいっぱい生きていた幼い子どものこころ。
著者等紹介
あまんきみこ[アマンキミコ]
1931年、中国東北部にあった満洲に生まれ、大連で子ども時代を過ごす。デビュー作『車のいろは空のいろ』で日本児童文学者協会新人賞と野間児童文芸推奨作品賞、『こがねの舟』(以上ポプラ社)で旺文社児童文学賞、『ちいちゃんのかげおくり』(あかね書房)で小学館文学賞、『おっこちゃんとタンタンうさぎ』(福音館書店)で野間児童文芸賞、「車のいろは空のいろ」シリーズで赤い鳥文学賞特別賞、『きつねのかみさま』(以上ポプラ社)で日本絵本賞など多くの賞を受賞
ささめやゆき[ササメヤユキ]
1943年、東京都に生まれる。ベルギー・ドメルフォフ国際版画コンクールにて銀賞を受賞。『ガドルフの百合』(文・宮沢賢治 偕成社)で小学館絵画賞、『あしたうちにねこがくるの』(文・石津ちひろ 講談社)で日本絵本賞、挿絵の仕事に対して1999年に講談社出版文化賞さしえ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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☆よいこ
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リコリス