内容説明
東日本大震災以降、多くの企業が津波避難タワーの建設に名乗りを上げた。しかし大阪の中小企業に、震災以前からその必要性を説き、西日本沿岸に20基もの津波避難タワーを設置していた男がいた。藤原鎌足公の末裔で、偉人の里に育まれた“平成のエジソン”こと藤原充弘が、沈黙を破って綴る自伝。
目次
第1章 タスカルタワーの発明
第2章 命を守るフジワラ
第3章 上阪、そしてフジワラ産業の創業
第4章 砂漠に雨を降らす
第5章 これからの夢
第6章 わが心の故郷―備前八塔寺そして大股村
第7章 平和を発明
第8章 藤原(葉室)家のこと
著者等紹介
藤原充弘[フジワラミチヒロ]
自称発明家。昭和38年に最初の特許を出願し、その後上阪し起業。以後700件を超える発明・開発に携わる。起業の柱のひとつである「命を守る」という信念から津波避難タワーを着想し、平成16年から平成22年にかけて西日本沿岸に20基を設置する。フジワラ産業株式会社代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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