点滴はもういらない - 最期を決める覚悟とタイミング

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  • サイズ B6変判/ページ数 251p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784904912041
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C2047

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほじゅどー

12
★★★★「看取り」についてよく考えよう。老衰で回復の見込みのない終末期に点滴、胃瘻、その他の延命措置をすべきか。これらは本当に必要なものなのか。本人は苦しんでいないか。家族の不決断が患者を苦しめていないか。考えさせられる。病院の先生に「お任せします」と意思表示することは、病院側の積極的治療を肯定したことになる。2015/06/02

Akira Kumoi

5
「死生観」という言葉の意味を考える良いきっかけになりました。在宅医療、特養、サービス付き高齢者向け住宅とそれぞれの現場で経験を積んでこられた3人の共著者による三部構成ですが、実際に経験された看取りのエピソードもふんだんに交えてあって読みやすく、頭にも入りやすかったです。文中で紹介されていた、エリザベス・キューブラー・ロスさんの「死ぬ瞬間」も読んでみたいと思います。2016/01/07

尾生 信

1
死ぬ迄治療で苦しみ続けるのは死ぬ迄病気に抵抗してしまうから。治る見込みのない病気を理解し受容するところからよく生き、充実死する(生を生き切る)方向へシフトする必要がある。人は死の宣告を受けた時、「否認」(まさか、あり得ない)「怒り」(何故私が)「取引」(薬、信仰)「うつ」「受容」というプロセスを通る。精神科医エリザベス・キューブラー=ロスなおるの可能性のある病気の段階に必要な医療が治る見込みのない病気にも必要とは限らない。老いや老衰が病気であり医療で治せると言う幻想。2014/11/29

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