内容説明
近眼にて/おどけし歌をよみ出でし/茂雄の恋もかなしかりしか『一握の砂』に詠まれし親友、はじめての単行本。
目次
第1章 啄木と茂雄・茂雄と啄木(「茂雄の恋」をめぐって;「白羊会」と「爾伎多麻」 ほか)
第2章 盛岡中学校時代の茂雄(冨田小一郎先生;カンニング事件 ほか)
第3章 仙台医専時代の茂雄(盛岡中学校校友会雑誌への寄稿;仙台医専における光と影 ほか)
第4章 茂雄の生涯(茂雄の生涯概観;医師会長時代 ほか)
第5章 茂雄の啄木顕彰(渋民鶴塚の啄木第一号歌碑建立;盛岡天満宮の啄木歌碑建立 ほか)
第6章 茂雄の作品(花郷・花京の短歌;滋夫・茂夫の俳句)
著者等紹介
森義真[モリヨシマサ]
近代文学研究家。1953(昭和28)年岩手県盛岡市生まれ。盛岡一高、一橋大学社会学部卒。現在、国際啄木学会理事・事務局長。宮沢賢治学会イーハトーブセンター理事。論文「賢治の啄木意識」(平成7年度県民文芸「文芸評論」奨励賞、1995年)他多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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