出版社内容情報
北野監督の映画はなぜこれほど衝撃的なのか―映画監督ベ・テスが「暴力の三部作」をもとに生々しい暴力性と圧倒的な表現力の謎を探る山形国際ムービーフェスティバルでグランプリを受賞した韓国人映画監督ベ・テス。『HANA-BI』を見て以来長年問いかけてきた北野武監督映画の生々しい暴力性と圧倒的な表現力の謎について『その男、凶暴につき』『3-4×10月』『ソナチネ』の「暴力の三部作」をもとに論じた一冊です。
映画における暴力の始まり
北野武以前の暴力描写
『その男、凶暴につき』における暴力の様相
『3?4×10月』における暴力の様相
『ソナチネ』における暴力の様相
映画監督北野武が描く男と女
暴力映画とポルノグラフィー
暴力に秘められた新たな可能性
ベ・テス[ベ テス]
著・文・その他
内容説明
なぜこれほどまでに衝撃的なのか―山形国際ムービーフェスティバルでグランプリを受賞した韓国人映画監督ベ・テスが、北野武監督の「暴力の三部作」から生々しい暴力性と圧倒的な表現力の謎を探る。
目次
第1章 北野武以前の暴力描写
第2章 映画『その男、凶暴につき』における暴力の様相
第3章 映画『3‐4×10月』における暴力の様相
第4章 映画『ソナチネ』における暴力の様相
第5章 映画監督北野武が描く男と女
第6章 暴力映画とポルノグラフィー
著者等紹介
ベテス[ベテス]
1972年韓国生まれ。清洲大学演劇映画学科卒業後1999年に来日し、大阪芸術大学大学院そして大阪大学大学院にて学ぶ(文学博士)。映画監督としては2003年に『GONG』(ストックホルム国際映画祭、富川国際ファンタスティック映画祭公式招待作品)で長編映画デビュー。2005年には『Memories』で山形国際ムービーフェスティバルグランプリを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。