内容説明
海の生きものたちを慈しみながら撮影した代表作や、撮り下ろしの最新作186点を収録。海の魅力を伝えるエッセイを併載。
目次
第1章 海―神秘なる青の世界へ
第2章 驚異の海中アート
第3章 知床―極限に生きる
第4章 東京湾―ひしめく命
第5章 新版・海中顔面博覧会
第6章 ひさかた―海の中の光
著者等紹介
中村征夫[ナカムライクオ]
1945年秋田県生まれ。独学で水中写真を始める。1976年にフリーランスとなり、様々なメディアを通して海の魅力や海をめぐる人々の営みを伝えている。2009年秋田県潟上市に中村征夫フォトギャラリー「ブルーホール」を開設。木村伊兵衛写真賞、土門拳賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
楽園への本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハパナ
5
ナショナルジオグラフィック等で見るライブ感のある写真ではなく、まさしく絵になる写真を集めた写真集です。 表紙にある様に地球そのものに見える珊瑚の写真や魚の写真ももちろん良いのですが、水中の砂紋の背景にある群青の深さが素晴らしい。 その砂紋の写真と併せて、水中から水面に向かって魚の群れを移した写真ですが、その水面を通して空の雲が綺麗に見えてまるで魚が空を飛んでいるように見える様も良い。 若山牧水の”白鳥は~”の歌が、パッと頭に浮かんできました。2016/01/10
ねこだるま
2
桜のようなサンゴの仲間や海中の色鮮やかな世界に圧倒されました。エッセイにあった傷ついた母をかばう子どもフグにも心温まりました。2014/03/18
Hiroki Nishizumi
1
珊瑚や魚はもちろん、蛸ですら美しい2018/11/14
スリカータ
1
この世界を知らずして行きていたことがもったいない。見せてくれた中村さんに感謝。添えられた文章も素敵でした。コウイカのカップルが印象に残りました。静かに閉じる命。2014/06/03
chaco
1
海の写真集。海の美しさはもちろん、魚の表情がそれぞれ違って面白い。ちょっとずつついている文章は上手いとは言えないけど、魚が、海が大好きなことが伝わってきて心温まります。おすすめの写真集です。2014/05/07
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