悠久の時を旅する

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  • サイズ B5判/ページ数 218p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784904845257
  • NDC分類 748
  • Cコード C0072

内容説明

一枚の写真に導かれたアラスカとの出会いから急逝まで24年、極北の自然に魅せられた写真家の旅を一冊に。未発表を含む写真229点とエッセイ32編を収載。

目次

プロローグ 一九七三年、シシュマレフへ―アラスカとの出会い
第1章 生命の不思議―極北の動物たちとの出会い
第2章 アラスカに生きる―人々との出会い
第3章 季節の色―自然との出会い
第4章 森の声を聴く―神話との出会い
第5章 新しい旅―自然と人との関わりを求めて

著者等紹介

星野道夫[ホシノミチオ]
昭和27年9月27日、千葉県市川市南八幡に生まれる。昭和46年慶應義塾大学経済学部入学。探検部に入る。昭和49年4月、社会人山岳会JARCCに入会。昭和51年3月、慶應義塾大学経済学部卒業。写真家として活動。平成2年4月、「Alaska 風のような物語」(『週刊朝日』連載)で第十五回木村伊兵衛写真賞受賞。以後も精力的に活動。平成8年8月8日、クリル湖畔でヒグマの事故により逝去。享年四十三(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶち

73
本書には、未発表を含む写真229点とエッセイ32編が掲載されていて、アラスカとの出会いからシベリア旅行まで星野道夫の足跡を辿った写真と文章の本です。本書の内容自体は星野道夫を知る人にとっては新しいものではありません。他の本や写真集の中で出会っているものがほとんどです。でも、この本は彼の仕事の全体像を俯瞰し、詳しく知りたい興味あるテーマと、そのための読むべき本の指針となってくれるのです。このような本が出版されることに星野道夫の残したものの偉大さとテーマの広さに、あらためで感嘆するのです。2018/11/14

ちゃちゃ

53
星野さんの著作を読むと、日常に隠れているもう一つの時間軸に気づかされる。人間は社会的な存在であり、各々が自己に課せられた役割を担って生きている。けれど私たちは人間であると同時に、この地球に棲む一生物なのだ。極北の雄大な自然を写し取った星野さんの写真と文章は、生き物としての小ささと生命の温もりに気づかせてくれる。人間としての傲慢さを抑え、生き物としての視点を忘れるなと語りかける。その気づきは明日を生きる活力となり、他者や悠久の自然への想像力に繋がる。偉大な足跡を残して自然に還った星野さんに感謝の念は尽きない2016/12/30

みほ (o^-^o)

38
星野道夫さんが亡くなって16年後に出版された写真集。巻末にお母様と奥様の言葉も掲載されている。星野さんが歩いてきた道筋を辿る。もしも今もご存命なら、今頃アイヌの歴史を探す旅をしていたのだろうか?星野さんの作品の中で私は特に動物達の写真が好きだ。多くの動物達と目が合っている。星野さんが何時間も何週間も何ヵ月もそして何年も、息を殺して見つめ続けた先に見せる一瞬の表情。写真のこちら側に星野さんの存在を感じて胸が熱くなるのだ。表紙は群れからはぐれさ迷うカリブーだという。その孤独に共感する星野さんの眼差しを想う。2017/09/03

yumiha

36
荘厳。どの写真も私を惹きつける。また、添えられたキャプションもエッセイもいい。あまり人の来ないアラスカだからこそ、何千年も何万年も昔を感じ取ることができる。これまで肉食に苦手意識があった私。他の生き物の命を奪う、あるいは搾取しているのだという罪悪感があった。でも、クジラの霊魂を託した顎の骨を「来年もまた返ってこいよ!」と海に押し出す場面に驚いた。アイヌの熊送りやマタギの儀礼に通じるものがある。スーパーで出会うただの食材としての肉とは違うと思った。人生最後の時に傍に置きたい本。購入予定。2019/03/24

かんちゃん

25
【図書館】これは手元に置いておきたい本だ。星野道夫氏自身のエッセイと写真で綴った、アラスカに魅せられた彼の生涯の記録だ。奥様が自ら監修されているだけあって、随所に星野氏の人間味がにじみ出ている。写真を鑑賞するなら、大判の写真集を手にとるべきだ。本書はあくまでも今はなき星野氏と対話するための本なのだ。2016/05/01

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