内容説明
ロベール・ドアノー、アンリ・カルティエ=ブレッソンら、同時代のヒューマニズム写真家たちと並び称されるイジス。イジスにとって生涯“夢の都”であり続けたパリをはじめ、ジャック・プレヴェール、コレット、マルク・シャガールら同時代の芸術家たちとの交友が生み出した著名人たちのポートレイトなど169点を所収。
目次
パリの夢
解放の夢
芸術家たちの夢
楽園の夢
ロンドンの夢
“約束の土地”の夢
サーカスの夢
著者等紹介
ビーデルマナス,マヌエル[ビーデルマナス,マヌエル][Bidermanas,Manuel]
カメラマンとして『Jour de France』紙、『Le Nouveau Candide』紙、ダルマ通信社、『L’Express』誌で働く。1958年から1960年まではアルジェリアで従軍カメラマンとして撮影。1972年、『Le Point』誌の写真部長、1992年から1994年までシグマ通信社の局長を務める
カニトロ,アーメル[カニトロ,アーメル][Canitrot,Armerlle]
写真評論家、『La Croix』誌の写真部長。2000年から2001年まで『Pour voir』誌の編集長を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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風眠
8
イジス写真展・シャガールを撮った写真家-解き明かされた創造神話-という写真展を観て、一気に好きになって買った写真集。モノクロのパキッとしたコントラストの中にも、ふんわりとした雰囲気があって、何度でも眺めていたい写真家だ。解説文の「イジスは、決して労働者階級を見下すブルジョワは撮らず、眠りながら夢を見る浮浪者を見つめる人間を撮った写真家だった」という一文がとても印象的で、そのとおりだなと納得させられた。機会があったらたくさんの人に見てもらいたい写真ばかりで、人に薦めたくなる一冊。2013/08/20
nappyon
1
「イジスは、決して労働者階級を見下すブルジョワは撮らず、眠りながら夢を見る浮浪者を見つめる人間を撮った写真家だった」写真ってなんなのかよくわからないけど、この写真集の中の様々な、幸福そうだったり、悲しげだったり、煌めいていたりする写真を眺めていると、この時代のこの場所に<夢見る人>イジスがいて良かったなぁ、と思う。風景であれ人々であれ、このイジスという人がいなかったらこうしてその瞬間をわたしが見ることはなかったわけだから。つくづく写真って不思議なものだなぁ、と思う。写真家という存在も。不思議だなー。2013/07/17
ひろただでござる
1
イジス、ドアノー、それからちょっとだけキャパ。2013/04/20
nappyon
0
写真とかよくわかんないけど寝る前に見てるとなんかいい夢が見られそうな気がする。モノクロ写真っていいな2012/03/19
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