出版社内容情報
稚魚とは魚の赤ちゃんのこと。成魚と異なる奇妙な姿や可愛く泳ぐ姿など学術的にも貴重な写真を多数収録。生態解説や成魚写真も掲載。水深数メートルに広がる幻想的な世界へ?
稚魚とは魚の赤ちゃんのこと。危険の少ない真夜中が彼らの活動時間です。成魚とはまったく異なる奇妙な姿や、稚魚ならではの可愛らしく泳ぐ姿は海の神秘を感じずにはいられません。本書はパラオ共和国の夜の海で撮影された稚魚が実際に泳いでいる姿をとらえた貴重な写真を多数収録。生態の解説はもちろん、成魚になった姿の写真も掲載。実際の海中で起きている稚魚たちの壮大なドラマ、造形美を是非本書から堪能してみませんか?
坂上 治郎[サカウエ ジロウ]
1967年東京生まれ。北里大学大学院水産学研究科修士課程修了。水産学修士。2000年にパラオ共和国に渡り、ガイドダイバーを経てダイビングサービス「サザンマリンラボラトリー」を設立。内湾域におけるハゼとテッポウエビの共生における社会構造、フエダイ科における集団行動産卵行動生態、パラオ沿岸部における稚魚の出現動態などを研究テーマに、パラオの海洋フィールドを昼夜水深を問わず幅広く活動。分類学における研究も積極的に行い、最近のトピックは生きている化石「パラオムカシスナギ」の発見・学術論文発表など、近年はパラオの淡水域や汽水域(マングローブ域)などの淡水魚類層調査にも力を入れている。主な著書は『Reef Fish Spawning Aggregations:Bioligy,Reserarch and Management』(共著,Splinger)。他に『マリンアクアリスト』、『アクアライフ』(エムピージェー)など、魚や水中生物に関する雑誌などにも寄稿。『NEO 魚』、『NEO ポケット魚』、『NEO ポケット水の生物』(小学館)、『魚・水の生物のふしぎ』(ポプラ社)などに生態写真を提供。
内容説明
パラオ共和国の夜の海でとらえた稚魚の世界。普段目にすることのない魚の赤ちゃんが一生懸命生きている姿を紹介。
著者等紹介
坂上治郎[サカウエジロウ]
1967年東京生まれ。北里大学大学院水産学研究科修士課程修了。水産学博士。2000年にパラオ共和国に渡り、ガイドダイバーを経て魚類の研究のために「サザンマリンラボラトリー」を設立。内湾域におけるハゼとテッポウエビの共生における社会構造、フエダイ科における集団産卵行動生態、パラオ沿岸部における稚魚の出現動態などを研究テーマに、パラオの海洋フィールドを昼夜水深を問わず幅広く活動。分類学における研究も積極的に行ない、最近のトピックは生きている化石「パラオムカシウナギ」の発見・学術論文発表など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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