フランス発こどもアートシリーズ
DADAマルサンカクシカク セザンヌ

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  • サイズ A4判/ページ数 43p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784904826607
  • NDC分類 K723
  • Cコード C8071

内容説明

南フランスの町エクス=アン=プロヴァンスに生まれ、パリで絵画を学び、芸術家としての人生を頑固につらぬいた、あるフランス人画家。故郷エクスと首都パリのあいだを何度も行き来したこの画家は、たくさんの挫折を経験しました。長年の間評価されず、「狂気的」で、まるで「ナイフとピストル」で絵をえがいていると批判されたのです。しかし、この画家は絵画の道を途中であきらめることなく探究を続け、ついに新しいスタイルの絵画を生み出して、マティスやピカソらモダン・アートの巨匠たちを導いたのです。伝説の画家ポール・セザンヌ(1839‐1906年)の物語。

目次

セザンヌ岩山の頂上へ!(落ちこぼれセザンヌの物語;都会のセザンヌと田舎のセザンヌ;「聖なる勝利の山」サント=ヴィクトワール山;だれかがそこにいる…セザンヌの不思議な肖像画 ほか)
セザンヌ四角形のアトリエ(○△□で風景をえがこう;セザンヌのリンゴになろう)
セザンヌのおまけ(日本でであうセザンヌ)

著者等紹介

今井敬子[イマイケイコ]
ポーラ美術館学芸員。石川県金沢市生まれ。上智大学文学部フランス文学科卒業後、フランスへ留学し、ルーヴル美術学院学士課程修了、パリ第4大学ソルボンヌ考古学美術史学科修士課程修了。2001年より現職。専門はフランス美術を始めとする20世紀美術(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ネコタ

21
先日読んだモネと同様、フランスで出版されている子供向けアート本。セザンヌの生涯や作品について解説されている。ゾラとの出会いにより画家を目指し、そのときにリンゴがあった、中学時代。「パレットナイフだけでなく、ピストルも使って描いたようだ」と批判されつつも、次第に認められ、ピカソやマティスを導く”近代絵画の父”となる。画家は貧乏な印象だけども、セザンヌは父の遺産により画家としての活動ができた。日本にもポーラ美術館、ブリヂストン美術館。横浜美術館などで展示されている。2017/08/20

m

2
マティスやドニの絵を見た後にセザンヌの作品を見ると、やはりポスト印象派と言われるだけあって印象派の延長線上にあるのだと感じる。いつしか荒いタッチも太い線も気にならなくなる。だんだんセザンヌの絵が好きになってきたかも。ポーラ美術館に行ってみたいな。2020年80冊目。2020/06/17

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