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やなせたかしのメルヘン絵本

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  • サイズ A5判/ページ数 113p/高さ 16X22cm
  • 商品コード 9784904826249
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

内容説明

1冊の本の中に25冊+1冊の絵本。陸前高田の一本松をモデルにした「松の木の歌」を特別収録。

著者等紹介

やなせたかし[ヤナセタカシ]
1919年2月6日、高知県生まれ。東京高等工芸学校図案科(現・千葉大学工学部)卒業。1973年、月刊絵本「キンダーおはなし絵本」に、「アンパンマン」掲載以降、人気シリーズとなり、1988年から、日本テレビ系にてアニメ化。日本漫画家協会理事長。2007年4月、横浜市に「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール」、2010年4月、桑名市に「名古屋アンパンマンこどもミュージアム&パーク」、2011年7月、仙台市に「仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール」オープン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

161
一枚の絵から想像を膨らませる26の物語。やなせたかしさんの晩年の思いを乗せて、私たちに届けてくれる一冊。愛、虹、花、太陽、星。助け合い、ぬくもり、共生。ユーモア、笑顔、ひと粒の涙。これは平穏に暮らしていくためにはなくてはならないもの。みんなの心に花を咲かせるために、たくさんの作品を残してくれた。本を開けばいつでも、やさしい気持ちに出会える。メルヘンに触れると小さな幸せの大切さを思い出せる。窓を開ければ爽やかな風が部屋に入ってくる。空とつながっていて、太陽は暖かくて、笑顔に花が咲いて、新しい物語が生まれる。2024/05/26

のえる

44
図書館絵本。朝日小学生新聞に連載したものを集めた本書。一冊の本に二十六のお話が入っている。どのお話にも大きな一枚の絵があるだけで、あとは文章。やなせ氏が作った歌をもとにして描かれているようで、バラエティーに富んでいておもしろい!絵本のようでメルヘン集のようで読み聞かせ本のよう。悲喜交々、暖かさ一貫。 東日本大震災で大被害を受けた陸前高田の七万本の松の木の中で唯一生き残った松の木をテーマにした「松の木の歌」で印象的なオープニングとなり、シメの「てのひらを太陽に」は思わず歌いたくなるほどルンルン気分に浸れた。2021/10/06

へくとぱすかる

40
アンパンマンのシリーズとは一味ちがった、メルヘン絵本にふさわしい物語がいっぱい。小学生新聞の連載だったそうで、やなせさんは刊行時92歳。陸前髙田の一本松の話が最初にあり、震災がいかに印象が強烈だったか、その傷あとを何とかしたかったかがにじみ出ている。全編がイラストも入れて4ページという短さながら、ヴァリエーション豊かなひとつずつの物語に、なるほどと思える結末をつけている。とても90歳を過ぎた人の仕事とは思えない出来ばえで、遅咲きと言われた人ながら、枯れることのない創作力には感服してしまう。続編も読みたい。2025/05/09

猪子

9
絵本短編集?になるのかな。朝日小学生新聞に掲載されたものを一冊の本にまとめたものになります。なので絵は一枚のみ、あとは文章になるので少し大きい子向けかも。26話分もまとめてやなせ先生のお話が読めるなんて贅沢。明るい話ばかりじゃないのもやなせ先生らしい。2018/03/21

Haruka Fukuhara

7
偶々手に取って何となく読んだ。調べてみたら4年前に亡くなられたんですね。震災後の元気のない時期に出されたことを思うと何だか感慨深い作品。2017/02/20

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