内容説明
待望の選詩集。尾形亀之助(1900~1942)の全詩作から55編を精撰。
目次
幼年
明るい夜
いつまでも寝ずにいると朝になる
十二月
恋愛後記
ある昼の話
曇天
少女
昼の街は大きすぎる
白に就て〔ほか〕
著者等紹介
尾形亀之助[オガタカメノスケ]
1900年宮城県柴田郡大河原町生まれ。20年東北学院中学中退後、上京し、『色ガラスの街』(恵風館・1925)、『雨になる朝』(誠志堂書店・1929年)、『障子のある家』(自家版・1930)を刊行する。32年帰郷。42年没
松本竣介[マツモトシュンスケ]
1912年東京渋谷生まれ。22年父の郷里である盛岡に居を移し、一三歳で聴力を失う。29年盛岡中学中退後、画家を志し上京。都会風景、人物、建物を理知的な画風で詩情豊かに描く。48年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。