目次
第1部 河合栄治郎のT.H.グリーン研究と理想主義の課題(河合栄治郎の問題意識と成長の三段階;『トーマス・ヒル・グリーンの思想体系』の構成と永遠意識;河合栄治郎の思想体系と『学生に与う』;河合栄治郎に影響を与えた三人の思想象と補完の問題;河合栄治郎の人間観と自我の成長 ほか)
第2部 河合栄治郎の影響と私のT.H.グリーン研究への道(戦後の旧制中学校・新制高等学校時代と河合栄治郎の影響;岡山大学時代の失敗と内村鑑三の影響;岡山大学時代の勉強と大学院進学の準備;広島大学大学院時代のH・シジウィック研究とその課題;グリーンの思想体系と自我実現の原理 ほか)
著者等紹介
行安茂[ユキヤスシゲル]
1931年岡山県に生まれる。1961年広島大学大学院文学研究科(倫理学専攻)博士課程単位取得。1965年文学博士(広島大学)。1965年岡山理科大学助教授(’69年、同教授)。1975年岡山大学教育学部助教授(’80年、同教授)。1977年くらしき作陽大学教授(~2002年)。現在、岡山大学名誉教授、日本イギリス理想主義学会会長、日本道徳教育学会会長代行、日本デューイ学会常任理事、比較思想学会評議員、日本イギリス哲学会名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。