目次
フランケンシュタインはどこじゃ?―『フランケンシュタイン対地底怪獣』
姿なき小林旭―『女の警察』
えっ、高橋英樹が○○○でピアノを弾いている!?―『けんかえれじい』
志穂美悦子のお宝映像はこれだ!―『瞳の中の訪問者』
真鍋島は香川県なのか?―『渋滞』
消された笠岡市―『悪霊島』
玉野は広島県か、それとも滋賀県か?―『新仁義なき戦い組長の首』
裕次郎の無意味な回り道―『憎いあンちくしょう』
岡山の武士道、卑怯なり―『編笠権八』
松田優作も原田芳雄も岡山県人じゃった―『竜馬暗殺』『反逆の旅』〔ほか〕
著者等紹介
いしいひさいち[イシイヒサイチ]
岡山県玉野市生まれ
世良利和[セラトシカズ]
出雲生まれの美作育ち。主に映画史研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くさてる
15
岡山を舞台にした日本映画を取り上げて、その内容を解説した一冊。岡山出身である、いしいひさいちの絵がいい味出してます。広島とごっちゃになってたり、メインの俳優はロケに来てなかったり、「それはどこなら?」と聞きたくなる場所になってることもあれば、岡山ならではの場面があったり、いまはなき昭和の岡山の風景が残っていることもある。地方映画のあれこれに興味がある人、岡山県人には楽しく読める一冊だと思います。2022/09/11
チェアー
11
懐かしの岡山。岡山県人でないと分からない内容が多い(そもそも岡山に興味がないと、この本は読まないだろう)。岡山は映画ではどうしてもメーンプレイヤーにはなれん宿命なんだな。色はないけど田舎臭く、どこかじっとりしているような印象なんだろうか。2016/12/05