目次
第1章 各種モータの動作原理と制御理論(各種モータの動作原理;各種モータのモデル化;各種モータの制御理論)
第2章 MATLABによる制御シミュレーション(MATLABの使い方;ブラシレス同期モータの速度制御シミュレーション)
第3章 mbedマイコンによるモータ制御設計の実例(mbedマイコンとは;開発環境の準備;ブラシ付きDCモータ制御マイコンの設計と電気配線;ブラシレス同期モータ制御マイコンの設計と電気配線)
著者等紹介
小坂学[コサカマナブ]
近畿大学総合理工学研究科メカニックス系工学専攻長。1991年大阪府立大学電子工学専攻博士前期課程を修了。同年ダイキン工業に入社。電子技術研究所にて、ロボット制御、モータ制御等の研究開発に従事。2001年近畿大学講師、2006年助教授を経て2011年より教授(工学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Mikey
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技術本、その2。今回はモータ制御の方法をmbedマイコンでやる方法の解説。Matlabばかりではなくて、フリーのScilabでの回路設計を簡単に紹介しているのが言いね。ベクトル制御までちゃんと式を使って説明してあるのも親切。大学の先生にしてはやけに実践的と思ったら、この先生は企業で実務経験があったようだ。2015/08/28
読書嫌い
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理論編はdq座標モデル,PID制御まで平易に書かれ私が読んだ中で一番わかりやすい。MATLAB(SciLab)による動作計算編とmbedマイコンによる実装編が実用的でお勧めポイントです。SciLabは最新でなくver5.5.1が必要。マイコンは今もう売り切れで組めなくて残念。誤植は他と同様に多い。図1.9~1.10,式1.7,図1.20,p54,p109,p110など(※個人の感想です)。正誤表は https://sites.google.com/site/kosaka3lab/booksにあるけど…。 2022/06/11